傷だらけのカミーユ

シリーズ完結編。犯人の意外さはあまりありませんが、得意の暴力描写は冴えてます。痛そー。最後が切ない。 傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4) 作者: ピエール・ルメートル,橘明美 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/10/07 メディア: …

神の時空 ―鎌倉の地龍―

QEDシリーズのファンなので読んでみましたが、QEDシリーズからかなり質を落とした印象です。これではシリーズの続きを読むきになりません。QEDシリーズファンはついて行ってるのでしょうか? 神の時空 ―鎌倉の地龍― (講談社ノベルス) 作者: 高田崇史 出版社/…

悲しみのイレーヌ

続編で先に邦訳された「その女アレックス」を読んでいたのでわかっていたのですが、目を覆わずにはいられない結末です。しかし、巻をおく能わずですね。シリーズ完結編の「傷だらけのカミーユ」も一気読みしてしまいそうです。 悲しみのイレーヌ (文春文庫 …

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。 今年の正月のお酒は「真澄純米大吟醸夢殿」です。 美味でした。 ふだんのお酒の約3倍の値段でした。 今年も美味しいお酒が呑めますように🍶。

カルト村で生まれました。

たぶんヤマギシ会の村で育った女性の体験記。どんなところかと思ったが、世話係の理不尽な体罰など以外はなかなか楽しそうな生活です。 カルト村で生まれました。 作者: 高田かや 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/02/12 メディア: 単行本 この商品を…

脳はなぜ「心」を作ったのか

読後の最初の感想は読むんじゃなかった、でしょうか。決してつまらなかったからではありません。刺激が強すぎました。今まで「私」と思っていたものが実は錯覚に過ぎないとは…。受動意識仮説については、中村文則の「教団X」などの書籍や雑誌記事で目にして…

コーンフレーク

コーンフレークの箱に描かれていたキャラクターがいつの間にかドラえもんからオードリーに変わっていました。 しかし、このシールの需要はどこにあるのでしょう?

「落語家」という生き方

インタビュアーがインタビュアーだけにかなり突っ込んだマニアックな話が多いようです。 柳家三三、春風亭一之輔、桃月庵白酒、三遊亭兼好、三遊亭白鳥 「落語家」という生き方 作者: 広瀬和生 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/11/11 メディア: 単行本…

進撃の巨人(21)

ストーリーがかなり進展します。なんとなく思っていたのよりも、スケールの大きい話に驚きました。世界はそうなってたのか! 進撃の巨人(21) (講談社コミックス) 作者: 諫山創 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/12/09 メディア: コミック この商品を含…

人を、殺してみたかった

著者の他の本のように驚くような事実を掘り起こすことはできなかったようです。まあ、そんな驚くようなことのない事件だったようです。 人を、殺してみたかった 名古屋大学女子学生・殺人事件の真相 作者: 一橋文哉 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売…

30キロ過ぎで一番速く走るマラソン

3月にフルマラソンデビューする予定なので読んでみました。 読んで思ったのは、こんなのムリ。 完走めざします 。 30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法 (角川SSC新書) 作者: 小出義雄 出版社/メーカー: 角川マガジンズ 発売日: …

iphoneケース

裸族を気取っていましたが、もうバキバキに割れたiPhoneを見たくないので、保護ガラスとケースを買ってしまいました。 持った感じは一回り大きくなりました。滑りにくくもなりましたが、やはり不細工です。材料にまでこだわったアルミの感触が味わえないのが…

iphone破損

金曜日の早朝にiPhoneを落とす。→金曜の午前中にAppleのサポートに電話。→土曜の夕方に代わりのiPhone着。 都市部でもない辺鄙な場所なのに速すぎでしょう。さすがApple、神ってる(←使ってみたかっただけ)。

将棋ソフト

加藤一二三九段がコンピュータと将棋をするなら、相手は熱に弱いのでエアコンで部屋の温度を上げると言っていたのを思い出した。天才の発想はやはりちがう(?)。

ほかならぬ人へ

「かけがえのない人へ」はラストでほっぽり出されたような変な気持ちになりました。 ほかならぬ人へ (祥伝社文庫) 作者: 白石一文 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2013/01/10 メディア: 文庫 クリック: 1回 この商品を含むブログ (16件) を見る

ガンカンジャ1、2

闘病マンガだと思っていたら2巻で唐突にコンビニ店員が登場。闘病ファンタジーだと!? 続きが気になる。 ガンカンジャ 1 空は高くいい天気なのに 作者: フツー 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 発売日: 2016/07/28 メディア: 単行本…

神戸上島義弘ブレンド

コーヒーは豆のまま買ってミルでひいてハンドドリップで淹れています。 何度か通販で買ったのですが、いびつな豆や割れた豆が入っていることが多く、近所のコーヒーにこだわりのあるカフェで買うようになりました。 休みの日に買いに行くのを忘れ、久しぶり…

鍵のかかった部屋

シリーズ第三弾の短編集。まさかの劇団「土性骨」が再登場。この「密室劇場」だけ密室コメディになっています。何度か吹き出しました。 鍵のかかった部屋 (角川文庫) 作者: 貴志祐介 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日: 2012/04…

狐火の家

女性弁護士青砥と泥棒(?)探偵榎本の迷コンビが密室トリックに挑むシリーズ第二弾。本書は短編集。本格的な密室ものからおちゃらけているものまで様々。なかでも『盤端の迷宮』は今話題(?)のコンピュータソフトを使って将棋でカンニングするというもの…

硝子のハンマー

密室殺人のトリックですが、謎解きが二転三転していきます。おそらく誰もが最初に疑うトリックはハズレです。不幸な境遇で高い知能を持ち並外れた忍耐強さを持った真犯人に感情移入してしまいますが、さすがに最後はバレてしまします。しかし、驚きのトリッ…

不屈の棋士

プロ棋士の間では、タイトル保持者などトップ棋士でもコンピュータに太刀打ちするのは難しいとの見解が持たれているようです。多かれ少なかれほとんどのプロ棋士がコンピュータに対して危機感を持っているので、先日のような事件が起こったのでしょう。個人…

政府はもう嘘をつけない

アメリカの大統領が共和党の候補だろうと民主党の候補だろうと政策が代わり映えしないのはなぜか、「チェンジ」といったオバマが大統領になっても国民生活が改善されたように見えないのはなぜかなどの疑問が解けました。政治が一%の富裕層に金で買われている…

今日の一言

図書館にやってきた女子高生が本を選びながら 「目も見えなくて耳も聞こえないんだよ。ヘレンケラー、マジパネェ」

雀蜂

一度スズメバチに刺されもう一度刺されると命に関わる作家である主人公が人里離れた別荘で、妻が企んだスズメバチの襲撃から身を守りつつ生き延びるサバイバル小説、と思っていたらとんでもないエンディング。ビックリしました。 雀蜂 (角川ホラー文庫) 作者…

史上最強の哲学入門

「今までの哲学入門書には『バキ』分が足りない」という衝撃的な(わけのわからない?)前書きで始まる哲学入門書です。 『バキ』とは表紙を見てわかるとおり「グラップラー刃牙」の「バキ」です。 格闘技の選手紹介風に、「真理」「国家」「神」「存在」と…

天使の囀り

不気味な雰囲気とグロテスクな描写が続きますが、ラストシーンは清浄で静かです。さすがにうまく物語を締めるものだと感心しました。 依田教授は対向車に突っ込んで最期を迎えるのかと思いましたが違いました。 オーディオブックでナレーターが女性だったの…

SPEC

長い物語が終わりました。最後はB級SF映画みたいになってましたが、なんとか広げた大風呂敷をたたんだ感じでしょうか。色々はみ出してる感はしますが。 劇場版 SPEC ?結? 爻ノ篇 スタンダード・エディション [DVD] 出版社/メーカー: TCエンタテインメント 発…

放課後さいころ倶楽部 2

やったことのあるゲームが出てきました。 「ガイスター」 ルールは単純ですが頭を使います。 やってみると意外と勝てました。 またやってみよう。 放課後さいころ倶楽部 2 (ゲッサン少年サンデーコミックス) 作者: 中道裕大 出版社/メーカー: 小学館 発売日:…

政府は必ず嘘をつく 増補版

いやはや。「日本はなぜ基地と原発をやめられないのか」を読んだ時のような無力感を感じました。政府はTPP締結に向けてまっしぐらのようです。医療費が高騰するとの予測は病気の子供がいるだけに深刻です。 政府は必ず嘘をつく 増補版 (角川新書) 作者: 堤未…

放課後さいころ倶楽部 1

ひょんなことからボードゲームにはまってしまう女子高生たちのお話。紹介されているゲームはどれも面白そうでやってみたくなります。中でも私が最もやってみたくなったのは「ハゲタカのえじき」です。ルールが簡単ですが心理的な駆け引きが楽しめそうです。 …