狐火の家

女性弁護士青砥と泥棒(?)探偵榎本の迷コンビが密室トリックに挑むシリーズ第二弾。本書は短編集。本格的な密室ものからおちゃらけているものまで様々。なかでも『盤端の迷宮』は今話題(?)のコンピュータソフトを使って将棋でカンニングするというもの…

硝子のハンマー

密室殺人のトリックですが、謎解きが二転三転していきます。おそらく誰もが最初に疑うトリックはハズレです。不幸な境遇で高い知能を持ち並外れた忍耐強さを持った真犯人に感情移入してしまいますが、さすがに最後はバレてしまします。しかし、驚きのトリッ…

不屈の棋士

プロ棋士の間では、タイトル保持者などトップ棋士でもコンピュータに太刀打ちするのは難しいとの見解が持たれているようです。多かれ少なかれほとんどのプロ棋士がコンピュータに対して危機感を持っているので、先日のような事件が起こったのでしょう。個人…

政府はもう嘘をつけない

アメリカの大統領が共和党の候補だろうと民主党の候補だろうと政策が代わり映えしないのはなぜか、「チェンジ」といったオバマが大統領になっても国民生活が改善されたように見えないのはなぜかなどの疑問が解けました。政治が一%の富裕層に金で買われている…

今日の一言

図書館にやってきた女子高生が本を選びながら 「目も見えなくて耳も聞こえないんだよ。ヘレンケラー、マジパネェ」

雀蜂

一度スズメバチに刺されもう一度刺されると命に関わる作家である主人公が人里離れた別荘で、妻が企んだスズメバチの襲撃から身を守りつつ生き延びるサバイバル小説、と思っていたらとんでもないエンディング。ビックリしました。 雀蜂 (角川ホラー文庫) 作者…

史上最強の哲学入門

「今までの哲学入門書には『バキ』分が足りない」という衝撃的な(わけのわからない?)前書きで始まる哲学入門書です。 『バキ』とは表紙を見てわかるとおり「グラップラー刃牙」の「バキ」です。 格闘技の選手紹介風に、「真理」「国家」「神」「存在」と…

天使の囀り

不気味な雰囲気とグロテスクな描写が続きますが、ラストシーンは清浄で静かです。さすがにうまく物語を締めるものだと感心しました。 依田教授は対向車に突っ込んで最期を迎えるのかと思いましたが違いました。 オーディオブックでナレーターが女性だったの…

SPEC

長い物語が終わりました。最後はB級SF映画みたいになってましたが、なんとか広げた大風呂敷をたたんだ感じでしょうか。色々はみ出してる感はしますが。 劇場版 SPEC ?結? 爻ノ篇 スタンダード・エディション [DVD] 出版社/メーカー: TCエンタテインメント 発…

放課後さいころ倶楽部 2

やったことのあるゲームが出てきました。 「ガイスター」 ルールは単純ですが頭を使います。 やってみると意外と勝てました。 またやってみよう。 放課後さいころ倶楽部 2 (ゲッサン少年サンデーコミックス) 作者: 中道裕大 出版社/メーカー: 小学館 発売日:…

政府は必ず嘘をつく 増補版

いやはや。「日本はなぜ基地と原発をやめられないのか」を読んだ時のような無力感を感じました。政府はTPP締結に向けてまっしぐらのようです。医療費が高騰するとの予測は病気の子供がいるだけに深刻です。 政府は必ず嘘をつく 増補版 (角川新書) 作者: 堤未…

放課後さいころ倶楽部 1

ひょんなことからボードゲームにはまってしまう女子高生たちのお話。紹介されているゲームはどれも面白そうでやってみたくなります。中でも私が最もやってみたくなったのは「ハゲタカのえじき」です。ルールが簡単ですが心理的な駆け引きが楽しめそうです。 …

一人用コーヒードリッパー

以前は職場でコーヒーを入れるときに、普通のペーパーフィルターを使っていたのですが雑誌でしたのドリッパーが紹介されていたので買ってみました。 コーヒードリッパー KINTO COLUMNコーヒードリッパー ブラウン ティータイム 出版社/メーカー: KINTO(キン…

肉食のすすめ

タイトルのように「肉を食え」という本です。 00年刊行の本なので最近の糖質制限本のように糖質を目の敵にはしていませんが、肉食のメリットを様々あげています。 終盤は健康的な年のとりかたや年をとることは怖くないという話です。 肉食のすすめ―いまの…

餃子の王将社長射殺事件

会社の説明では思い当たるトラブルは何もないとのことですが、調べてみると疑わしきことが山のようにあるようです。しかし、実行犯が中国人らしいことのほかは決め手がなく真相は闇の中のようです。 事件とは関係なく、餃子の王将の内幕がわかり興味深かった…

ネットバカ

タイトルから受ける印象よりも真面目な本です。おもしろかったのは、ハイパーリンクを使ったテキストやマルチメディアを使った教材が理解力を深めるのではなく、逆に集中力を削ぎ理解を妨げるというところでした。またコンピュータが賢くなるほど我々ユーザ…

なるほど。事情がわかってきた。 決定的な証拠はまだないらしい。 将棋「スマホ不正」問題を渡辺明竜王が独占告白 | スクープ速報 - 週刊文春WEB

連盟と三浦さんの言うことが食い違ってますね。 紅さんは本当にきれいで賢い。 将棋 三浦九段「不正していない」 NHKが単独インタビュー | NHKニュース 2ch名人 竹俣紅ブログに謎の暗号 「M53928834073453」

昨日の続報。 棋士の間でも疑われていたとは驚き。 しかし、ルール違反の証拠もなく休場の申し入れとは悪手とまではいかずとも疑問手では?まあ部外者なので内実はわかりませんが。 不自然な離席、5人前後の棋士が指摘 三浦九段の対局中:朝日新聞デジタル …

羽生さんの本を読むといつも思うのですが、本書も自分の考えをとても率直に書いていると感心しました。 将棋に限らず何かをやり続けるための大切なヒントが満載です。 ちょうど本書を読んでいたので今朝のニュースには驚きました。 竜王戦の挑戦者を変更…三…

亜人(9) (アフタヌーンコミックス)

対佐藤戦で善戦しましたが、手痛い敗退を喫しました。 主人公は逃げ続けることにして、ひと段落。 しかし、佐藤陣営も一枚岩ではいかないような雰囲気。 続きが楽しみです。 亜人(9) (アフタヌーンコミックス) 作者: 桜井画門 出版社/メーカー: 講談社 発…

日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか

『日本はなぜ「基地」と「原発」を辞められないのか』の続編。 軍事的な属国として見かけの平和を享受してきた日本だが、それもアメリカ軍の指揮のもとで自衛隊員が死ぬことで終わるのでしょうか。 国民の目から隠されるようにして軍事的属国にあるというこ…

源平盛衰記

立て板に水、変幻自在、すばらしい「源平盛衰記」。 立川談志ひとり会 落語CD全集 第10集「源平盛衰記」「高座版現代落語論~演芸界・異端児達の反論~」 アーティスト: 五代目立川談志 出版社/メーカー: 日本コロムビア 発売日: 2004/10/20 メディア: CD 購入: …

プルーストとイカ

もともと字を読むようにはできていない脳がどのように字を読み、それが脳にどのような影響を与えるかというような話。 難しいのでとばし読み。 最後のディスクレシアの話が興味深い。 プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか? 作者: メアリアン・…

それぞれのキャラクターが原作通りで笑ってしまった。 星と河童が誰なのか、エンディングロールを見ないと分からなかった。 なぜ小栗旬があの場面で出るのかわからなかったが、なるほど。 荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE スペシャルエディション (完全…

おおかみこどもの雨と雪

父親が事故で死に、大学をやめて母の手一つで2人の子どもを育てる話。 子どもにはおもしろくなさそう。 育児アニメとしておもしろかった。 おおかみこどもの雨と雪(本編1枚+特典ディスクDVD1枚) 出版社/メーカー: バップ 発売日: 2013/02/20 メディア: DVD …

「砂糖」をやめれば10歳若返る!

かなりデータに基づかず想像で書いてるところが多いけど大丈夫? 「砂糖」をやめれば10歳若返る! (ベスト新書) 作者: 白澤卓二 出版社/メーカー: ベストセラーズ 発売日: 2012/05/09 メディア: 新書 クリック: 8回 この商品を含むブログ (7件) を見る

青春の上方落語

豪華メンバーの聞き書き。いろいろな年代のさまざまな話がきけておもしろい。 青春の上方落語 (NHK出版新書 422) 作者: 笑福亭鶴瓶,桂南光,桂文珍,桂ざこば,桂福團治,笑福亭仁鶴,小佐田定雄 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2013/12/06 メディア: 新書 こ…

プチ・プロフェスール

宇宙科学を研究する大学院生とその家庭教師の科学大好きな教え子の小学生が様々な謎に科学を武器に挑む。 コージーミステリーだが、最後にこの二人の意外な関係に驚いた。 プチ・プロフェスール 作者: 伊与原新 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブ…

ブラック・スワン

白鳥の湖で主役を射止めたヒロインの成長物語…と思っていたが予想以上に官能的で恐ろしい。 ブラック・スワン [Blu-ray] 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 発売日: 2012/03/16 メディア: Blu-ray クリック: 6回 こ…

2001年宇宙の旅

四十年以上前の作品とは思えないほど、宇宙や宇宙船の映像がよくできている。 2001年宇宙の旅 [Blu-ray] 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ 発売日: 2010/04/21 メディア: Blu-ray 購入: 10人 クリック: 98回 この商品を含むブログ (55件) を見る

犬神家の一族

約30年ぶりに観てみる。 小さいころはホラー映画として観ていた。 観返すとミステリーとして楽しめる。 犬神家の一族 [DVD] 出版社/メーカー: 角川映画 発売日: 2000/08/25 メディア: DVD 購入: 3人 クリック: 110回 この商品を含むブログ (152件) を見る 犬…

自然を名づける

生物の分類法の変遷に関する本。人間の直感(環世界センス)による分類から、進化論の影響を経てDNAの比較にいたるまで。 なんの疑問ももたずに「クジラは魚じゃないよ」と言っている人に読んでほしい。 その考え方をつきつめていくと「魚類」は無くなる…らしい。 …

惡の華11

ついに完結してしまいました。 なかなかの着地だったのではないでしょうか。 中学生の中村さんから見た世界が上手く表現できていて感心。 惡の華(11) 作者: 押見修造 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/06/09 メディア: Kindle版 この商品を含むブロ…

殺人犯はそこにいる

警察のDNA鑑定の杜撰さに驚いた。 しかも、それによって死刑になった人がいる。 その事実を認めないために証拠品を隠し、新たな鑑定を行わず連続殺人犯を野放しにするなど、驚きの数々。 なんのための警察なの?と言いたくなる。 著者の執念に感心するととも…

静かなる決闘

映画では侍すがたの三船敏郎しか見たことがなかったが、殺陣のない医師役でもいい役者だと思った。 重たいテーマの映画。 静かなる決闘 [DVD] 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント 発売日: 2008/05/23 メディア: DVD クリック: 19回 この商品を含むブロ…

今宵堂 きょうの晩酌

1ページに1日の酒と肴の写真と解説がある。 酒は日本酒が主体。 肴はとても簡単なものもあり真似してみたくなる。なかにはパンとかアメリカンドッグも。言われてみれば肴になるのかも。 今宵堂 きょうの晩酌: 酒と肴、器のつかいかた 作者: 酒器今宵堂 出版…

浮世絵美人解体新書

浮世絵をおもしろい切り口で紹介している本。 「ブロマイド」「ヌード」「ファッション」「ニュー・ハーフ」「手タレ」と章立てする。 大判で絵も見やすく解説も平易な文で楽しい。 数点、画質の悪いものがあるのはご愛嬌。 浮世絵美人解体新書 作者: 安村敏信 出版社/…

ワカコ酒2

孤独のグルメの女性+酒のつまみ版といったところ。 どれも美味しいそう。 ワカコ酒 2 (ゼノンコミックス) 作者: 新久千映 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2013/12/20 メディア: コミック この商品を含むブログ (24件) を見る

ハードナッツ

ただ顔立ちが整ってるだけだと思っていた橋本愛が意外なコメディエンヌとしての才能を見せ驚かされた。 数式などをCGで扱うのも面白い。 ただ最後いろんな問題を放り出して終わってしまい、気持ちが悪い。 続編あるの? ハードナッツ! ~数学girl の恋する事…

立川談志ひとり会 落語CD全集 第4集

三十代の談志。晩年の落語しか知らなかったが、当時から恐ろしく上手い。現在の若手でここまでできる噺家はいないだろう。CDの傷のため「野晒し」がちゃんと聴けなかったのが残念。 立川談志ひとり会 落語CD全集 第4集「野晒し」「蔵前駕篭」「大工調べ」 アー…

ワカコ酒1

主人公の顔が手抜きの分、料理や酒の絵に力が入っている。それで違和感なく調和しているのがすごい。 居酒屋行って一人酒したくなる。 ワカコ酒 1 (ゼノンコミックス) 作者: 新久千映 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2013/05/20 メディア: コミック この…

将棋エッセイコレクション

ネットを含む色々な文章が集められ、年代も様々で愉しく読めた。 書かれた年代の記されていないものがいくつかあるのが残念。 将棋エッセイコレクション (ちくま文庫) 作者: 後藤元気 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2014/02/06 メディア: 文庫 この商品…

炭水化物が人類を滅ぼす

タンパク質、脂質と並び三大栄養素の一つとされる炭水化物が実は人には必要ないと大胆に主張する書。栄養学批判、糖尿病学会批判に始まり、生物の起源、人類の進化まで壮大な話が展開する。自身で「大風呂敷を広げ」とあるが、こんなスケールの大きな科学読み…

毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記

著者が感じた木嶋佳苗の魅力が描かれている。多くの男が騙されたのがわかる気がする。 木嶋佳苗の頭の良さ、並外れた行動力、意志の強さ、周囲とのズレがよくわかる。 毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記 作者: 北原みのり 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売…

ミケランジェロの暗号

新プラトン主義やユダヤ教に親しみ、カトリックの腐敗や排他主義に嫌気がさしていたミケランジェロが、システィーナ教会の天井画や壁画に密かに描いた暗号にせまる。 刺激的でわくわくする。 ミケランジェロの暗号―システィーナ礼拝堂に隠された禁断のメッセ…

ふぉんとにいいの?

フォントはこれでいいのだろうか?違和感がある。

人生成り行き 前編

NHKの立川談志の伝記ドラマを観た。 若かりし頃の談志を演じていたのは、小出恵介。生意気でお調子者な様子がうまく演じられていた。ちゃんと落語も稽古したようで、堤防で落語の稽古をする様子もまったく違和感がなかった。

警察庁長官を撃った男

下手な推理小説よりよっぽどおもしろい。 憂国の志士のテロリズムの話。 警視庁の上層部がメンツを守るためオウム犯行説に固執しなければ事件は解決していた可能性が大きい。 犯行の動機は警察の生ぬるいオウム捜査に危機感を抱かせ、徹底した捜査をさせるよ…

回游の森

キンドルのセールでたまたま見て、レビューに惹かれて買ってみる。 少し官能的でほろ苦い話。 回游の森 作者: 灰原薬 出版社/メーカー: 太田出版 発売日: 2013/10/16 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る