傷だらけのカミーユ

 シリーズ完結編。犯人の意外さはあまりありませんが、得意の暴力描写は冴えてます。痛そー。最後が切ない。

傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4)

傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4)

 

 

神の時空 ―鎌倉の地龍―

 QEDシリーズのファンなので読んでみましたが、QEDシリーズからかなり質を落とした印象です。これではシリーズの続きを読むきになりません。QEDシリーズファンはついて行ってるのでしょうか?

 

悲しみのイレーヌ

 続編で先に邦訳された「その女アレックス」を読んでいたのでわかっていたのですが、目を覆わずにはいられない結末です。しかし、巻をおく能わずですね。シリーズ完結編の「傷だらけのカミーユ」も一気読みしてしまいそうです。

悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)

悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)

 

 

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。

今年の正月のお酒は「真澄純米大吟醸夢殿」です。

美味でした。

ふだんのお酒の約3倍の値段でした。

今年も美味しいお酒が呑めますように🍶。

 

 

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カルト村で生まれました。

たぶんヤマギシ会の村で育った女性の体験記。どんなところかと思ったが、世話係の理不尽な体罰など以外はなかなか楽しそうな生活です。 

カルト村で生まれました。

カルト村で生まれました。

 

 

脳はなぜ「心」を作ったのか

読後の最初の感想は読むんじゃなかった、でしょうか。決してつまらなかったからではありません。刺激が強すぎました。今まで「私」と思っていたものが実は錯覚に過ぎないとは…。
受動意識仮説については、中村文則の「教団X」などの書籍や雑誌記事で目にしていたのですが、ほとんど理解できていなかったようです。この仮説によると人の意識というのは脳のニューラルネットワーク(小人)たちによって作られる錯覚に過ぎないとなるのでしょうか。私が焼肉が食べようとかジョギングをサボって二度寝しようと決めているように見えるのも錯覚で、実は小人たちによって決定された後にあたかも「私」が決めたように思わされているだけなのです。喉が渇いたので水を飲もうと思うより前に、実はもう手をつかさどる脳の部分はコップへ手を伸ばすように働いているのです。自分が決めているように見えて、意識できない小人による決定が知らされているだでけなのです。驚いた!この無力感はどうすればいいの?

脳はなぜ「心」を作ったのか「私」の謎を解く受動意識仮説 (ちくま文庫)

脳はなぜ「心」を作ったのか「私」の謎を解く受動意識仮説 (ちくま文庫)